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制作舞台裏

201107/07

チャオ!BuonGiorno!!長岡です。

今まで2回にわたりお送りしてきました職人長岡展示会作品ブログ!
ティアラの全貌はこちら

今回はティアラの貴重な制作工程、舞台裏をご紹介します!
※加工場で撮影したため、画像が暗くて申し訳ありません。

まずはデザイン画に沿って、シルバー地金を延ばしたり曲げたりして形を作っていきます。
こちらはセンターパーツ。立体的で左右対称だったのでとても苦労しました。

サイドも同様に地金を曲げましたが、基本は同じ形でも左右で若干の違いがあります。

このティアラはセンターパーツとサイドパーツの取り外し可能なんですよ。

さて、大まかな形が完成したら細かい装飾に入ります。
モチーフにしたシロツメクサのパーツなどを取り付け

ケシを留める溝をいれたり芯を立ててゆきます。
一本一本、芯を立てました。
何とも地道な作業です。
(ケシ真珠を留めるまではサザエみたいでした!)

こちらは、麦の穂パーツです。
実際の麦の穂も、こんな感じでグネグネしているんです!

ツルリンドウというお花をモチーフにしたパーツもあります。
このリンドウの花の部分は5ミリ程度の大きさ。このツルリンドウ、真っ赤な実がなるのですがその実もケシになってついてます。

このあとがもっとも根気のいる工程です!
1つ1つ選んでおいたケシ真珠を接着してゆきます。
このティアラには約900粒のケシ真珠がついてます!!

構想、デザイン、制作から3ケ月。 

大きな作品なので普段つかわないような技法をつかったり、ティアラの構造を調べたり。
本当にたくさんのことを経験しました。

このティアラ「アルセイデス」がようやく完成したので、今後はこの「アルセイデス」のシリーズをリングやペンダント、ピアスなど制作してゆきます!
お楽しみに!!

実際に花嫁さんにつけていただきたいです!
ティアラは店頭にありますので、お気軽に見に来て下さい!!
またお会いしましょう~!