2ctのダイヤのペンダント ようやく完成品を紹介できます☆
前回は石枠をつくったところまででした。
つくった石枠のサイドに透かしを入れるため 模様を下書きします。
透かしを入れ バチカンをつくりました。
2ctのダイヤの大きさを引き立てるために できるだけ小さなバチカンがいいなとの希望で
チェーンがギリギリ通るくらいの小さな小さなバチカンになりました。
小さなバチカンにも ミル打ちを施しました。
バチカンの真ん中にダイヤも入ります。
裏にも透かしを入れました。
これで 形は出来上がり。
あとは緊張のミル打ちでの石留めです。
石枠を固定して ミルタガネを小さな金槌で叩いてミルをつくっていきます。
このミルタガネは ミルの大きさに合わせて自分でつくったものです。
いやぁ 石留め緊張した。
ダイヤは硬いですが 衝撃には強くないんです。
小さなダイヤを留める時に 力を加えすぎたりダイヤに直接衝撃を与えて 割ってしまうこともあります・・・
今回は2ct!!!
ちゃんと留める自信はあるんだけど 万が一手がすべって地金ではなくダイヤをたたいちゃったりしたら・・・
って考えると 前日あんまり眠れなかった。
無事 石留め終了。
後は 磨いて完成です。
サイドの透かしは 家族のイニシャルと植物を唐草風にアレンジしたデザイン。
お父さんとお母さん(お客様)のイニシャルの間に お子様のイニシャルが。
裏の透かしは お客様デザインのもの。
大人(両親)の2つの手が 子供の手を包んでいるイメージ。
植物や翼のようにも見えて かわいい。
お渡しのときに 写真を撮らせていただきました。
「ミル打ちってすごく繊細な雰囲気なんですね。
石の大きさを満喫できるように 2点留めにしようかと思ったけれど ミル留めにしてよかった♪
実際身に着けてみると そんなに大きくないですね」
とお客様。
2ct 十分に大きいです。
ダイヤは輝きが命。
福岡にいらっしゃる時は メンテナンスに寄ってくださいね。
オオハラでした。
今日も皆さまに ひとすくいの幸せが届きますように♪