Ciao!
こんにちは、長岡です。
今回は先日オーダーいただいた模様彫りのマリッジリングをご紹介します。
お客様は彼Kさんの方は長崎から!、彼女Sさんは近所!!から来ていただきました。
リングの表面にクローバーと、あとなにか模様を入れたいとなんとなくイメージを持ってらっしゃいました。
そこで、クローバーの両サイドにお二人のイニシャルを唐草風にアレンジしたデザインをご提案しました。
店長佐藤とお二人もペンを取り、4人で円テーブルを囲み
あ~でもないこ~でもないと言いながらいろんなパターンを描いてみました。
そこに私が、職人目線で実際に彫れるかバランスはどうかなどアドバイスをします。
デザインも決まり、いよいよ製作です。
まず、ベースの平打ちリングを作りそこにタガネで直接手で彫っていきます。
タガネは先端の刃の部分が三角だったり、半円だったりしているので
それを使い分けて彫りを入れていきます。
取っ手がついています。
(イタリア語でタガネをチャッポラといいます。
ちなみにたまねぎはチポッラ)
はじめにクローバーをくっきりしっかり彫ります。
イニシャルのラインもくっきり彫ります。少し自慢ですが、
この細さのラインを深く彫るのはなかなか誰でもはできないと思います。 細く深くは難しいんです。
最近では機械のレーザー刻印でこのような模様を入れることはできるかと思いますが、
彫った部分は光りませんしラインも機械的です。
ところどころに唐草模様を入れて完成です!!
お二人もデザインに参加したので、イメージが形になったという感じがあってとっても喜んでいただけたと思います。
お二人のマリッジリングをお作りできてとても楽しかったです!
ありがとうございました!!
お式の前にはまた磨き直しにいらっしゃってください。
Kさん、Sさん末永くお幸せに♪