Ciao! 長岡です。
あたりで桜が咲き始めましたね。
今日のブログはマリッジリング、ですが
今回はちょっと楽しいイベントがありました☆
自分たちのマリッジリングの制作工程のなにか
ひと工程をやってみたい!とのお客様の希望で
マリッジリングの内側にお入れする
「刻印」をいれてもらうことになりました☆
通常spoonでは、彫りいれるように
「手彫り」で刻印を入れているのですが、
さすがにお客様には難しいので 昔ながらの方法「打刻」
(先端がアルファベットの形になっているものを打ち込む)
でお入れしていただきます!
デザインを決め、オーダーいただいてから2~3週間。
ベースとなるリングを作って、仕上げはほどほどに準備します。
いらっしゃったお二人は少し緊張ぎみ?
より、ドキドキワクワクといった感じでしょうか。
さっそくシルバーの板で練習をしてもらいます☆
男性は刻印を持つ手も安定しています。
様になっていますね!
女性にはやっぱりなかなか刻印を支えるのが大変そうです!
刻印だけに限らないのですが、ジュエリー制作には
利き手より、支える手のほうが力が必要だったりします。
お二人が練習した銀板とリング。
しばらく練習して、いよいよ本番です!
リングと板ではまたいろいろな難関が増えます。
彼にリングを支えてもらい、狙いを定め・・・ セイヤッ!!!!
叩くほうはあまり力はいりません。力加減が必要です。
2本のマリッジリングにそれぞれ自分の名前を打刻しました。
お二人とも打つときは真剣な顔つきで、一息ついたときには
とても楽しそうな笑顔も見られました☆
1番右が職人長岡です。(念のため)
男性Y様ですが、手もしっかりされていて横で見ていても
熟練の職人さんのようなオーラを放っていました。
黙々とされています。
途中からは手押しで。(僕たちはだいたい手押しでいれます。)
これだと、ずれないように入れやすいですが
慣れてない方だと指が痛くなるんですよね。
それでも、一文字づつ心を込めて入れられているようでした☆
お二人とも刻印を入れ終わりました。
今は打刻した後で地金が盛り上がっていて少し読みづらいですが
磨いていくとくっきり読みやすくなります。
お二人ともとても楽しんでいただけたみたいで、
ずっと記憶にも形にも残るいい記念になりますね☆
ここからは私が仕上げ、石留めをしていきます☆
Y様、M様お疲れ様でした! 出来上がりをお楽しみに☆
今日も皆さまに ひとすくいの幸せが届きますように♪