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トンテンカン

201512/20

Ciao!!
今年ももう残すところあとわずか。
先日18日に今年一番の大イベント (僕の中で)
10年ぶりの新作「STAR WARS フォースの覚醒」
が公開されました!!

感動と興奮と衝撃が入り混じりながら年末に向かっています。長岡です。

長岡、今年最後のブログは
「結婚指輪が出来るまで」の加工風景をご紹介したいと思います。

指輪の作り方にも方法はいくつかあり、spoonでは私たち職人がいるので
色々な方法でデザインにあった加工方法でジュエリーを制作していきます。

今回は「鍛造」での指輪の作り方をご紹介します。
「鍛造」とは読んで字のごとく
金属を叩いて、伸ばして削って造っていく方法です。

まずは地金作りです。 K18ゴールドの地金を金型に流し込んで塊にします。

はじめはこんな状態なんですよ。
その塊を金槌で、硬く丈夫にするためガツンガツンと叩きこみます。

ある程度表面をたたいてこんな感じになったら
今度はローラーで伸ばしていきます。

綺麗な四角い棒状になります。ちなみにゴールドも熱すると黒くなります。

棒を伸ばしていき、希望の太さになったら今度はうすく伸ばしていきます。
この工程の厚みや幅をだすのは感覚での作業になります。

だいたい仕上がりの幅になったところで、いよいよリング状に工具を使って丸めていきます。

板材を丸めて合わさる部分を「ロウ付け(溶接)」します。
希硫酸につけて黒くなっていたのを綺麗になりました。
くっつけた跡がわかると思います。

まずは荒く成形。 表面のぼこぼこなどを均一になるよう削ります。

「つちめ」と「ミル打ち」のデザインになりますので、
まずは「つちめ」を入れます。 コツコツ、揃いすぎず、揃わなすぎず程よく打ちます。

その後「ミル打ち」この辺までくると失敗はできません。
慎重に丁寧にいつもの通り。

片側だけ打った状態です☆ なんとなくミル打ちのイメージもしやすいのではないでしょうか?

この後も仕上がりまでいくつか工程がありますが、それはまたいつか。

とっても綺麗に仕上がりました!! キラキラ~☆

エンゲージリングをお探しだったころからの、
お二人のご結婚指輪を作ることができました☆

日々本当に幸せをわけてもらいながら仕事をしているんだなと思います☆

その気持ちを、
あと、フォースもお客さまに少しでも、わけていけたらと思います!

年末は12月27日(日曜日)までの営業です。
初売りは1月6日(水曜日)からです。