ヤマモトです。
ジュエリーをはじめとする市場で販売されている金製品には、ほとんどの場合純金、18金、14金製などと書かれています。
この18とか14とかいう数字は、ジュエリーなどにあまり興味がない方には意外と意味が分からない場合が多いようです。
これらの数字はその地金の金の純度を表しているんですね。
金の純度は24分率で表記されることが多く、そのため18金なら18/24で75%金が含まれていますという意味になり、24金なら純金(日本では99.9%以上の含有率で純金)というわけです。
金製の商品には、ほとんど場合、金の純度を表すK18やK14などの刻印も同時に入れられています。
この刻印の「K」は金(KIN)の略のKでは無く、金の純度を24分率で表す時の単位karat(カラット)の略になります。
ダイヤなどの宝石の単位carat(カラット)とは別物になります。
日本製の物ではあまり見かけませんが、金の純度を1000分率で表した750(18金)などの刻印を打つ場合もあったりします。
ちなみに銀やプラチナ製品の純度表示は、それぞれの略語や元素記号などを使ってSV,Ptの後に0~1000の千分率であらわした数字を刻印を入れるのが一般的です。
何故か金だけ独特の純度表記となって浸透しているのが不思議な感じです…。