Ciao! 職人長岡です。
spoonではマリッジリングを、お客様ご自身で作っていただく「ふたりで作るマリッジリング教室」を行っております☆
おおまかな流れとしましては
・デザイン打ち合わせ ※ここで職人と希望のデザイン、石留めの希望、内側の刻印など決めていきます。
・本番「ワックス」制作
・完成(1ヶ月ほど)
詳細は是非ウェブサイトのお問い合わせフォームやお電話でご連絡ください。
そんなに簡単に作れるの!?と思われるかもしれませんが、この制作教室でお客様に作っていただくのは、「ワックス」というロウソクのような軟らかい素材を削っていって「原型」を作っていただきます。
今回は福岡にお住いのK様・M様。まずは職人が、お手本に工具の使い方や削り方などを実際にやってみて見ていただきます。
さっそくお二人にも工具をにぎって「ワックス」を削っていただきます!「ワックス」でのリング制作は、実際の金属を使ったリング制作の工程とは少し違います。「ワックス」では、すでに「輪」になっているところからスタートです☆
「輪」の状態の「ワックス」はまだまだ大きいので、はじめはガツガツ削っていけます。希望のデザインの形になるよう幅や厚みなどを削りこんでいきます。
おふたりの素敵な笑顔が撮れました~☆
大体の形ができあがりました~。今回はそれぞれ相手のリングを制作しております☆指先が黒くなったり、粉がついたり、しっかりと手で作ってる証ですね☆
そして、最終の工程に入ります。
今回お二人の希望は「テクスチャシリーズ」の「小枝」デザイン。しかし、さすがにお二人にタガネを使って彫り模様を入れるのは難しいと思い、「ワックス」に大まかなガイドラインを彫っていただくことにしました。
まずは練習!
余った「ワックス」を彫ってみます。ペンで線を描くのとは違い、なかなか力加減が難しいです。
少し慣れてきたところで、本番!
今まで形を削り出したリングに彫りを入れていきます。緊張感が漂います・・・
いや、笑顔ですね!
ようやくワックスリング完成です!!
ここまで来ればひと安心☆後は職人が最終チェックをして、このワックスリングを鋳造していきます~
鋳造の工程を経て、プラチナとゴールドになりました。
しっかりと入っているこの線は、おふたりに彫っていただいていた小枝テクスチャ用のガイドライン。おふたりが入れられたこの線に沿って、私が小枝の彫りをお入れいていきます。この線は他の誰にも作り出せないおふたりだけのオリジナルデザインです☆
まずは、しっかりとピカピカに磨いていきます。
そして、おふたりが描いた流れの通りに、小枝の彫り模様を入れていきます。全体に彫り模様を入れ、女性の方にはダイアも留めることになっていました。
刻印まで入れて出来上がりです!いかがでしょう?
はじめは、本当に作れるだろうか心配な部分もあったかと思いますが、あっという間に道具の使い方も覚えて、おふたりともとても上手だったので仕上げがとてもし易かったです☆
得意な方も、自信がないという方も私たち職人が全力でサポート、最終仕上げをさせていただきますので、ご安心してご相談ください!
今日も皆さまに ひとすくいの幸せが届きますように♪